07/29/03  下野街道

大内宿で一服し上流のダムの周回途中で目に止まった案内板
「下野街道」
その先は山奥へと続いている
「会津から江戸への最短の道として会津藩をはじめ近隣諸国藩主が参勤交代に利用し(中略)
江戸時代の鼓動を確かめる上でもゆっくりとこの歴史の道に足を踏み入れてはいかがでしょう」
どこら辺に出るのか?一抹の不安はあったが好奇心が勝っていた
「それじゃぁ 踏み入れてみますか」

思えばこの選択が後の災い(!?)の原因だった・・・

ダブルトラック幅のハイキング道は 一里塚や峠の茶(休憩所)古戦場跡 山椒魚発見 etc 
一部担ぎありの楽しめるコースである 
暫くして目の前が開け舗装道路が現れた
「ココハドコ?」
真新しい舗装道は 遠く眼下に見える盆地に続いていた
「此処まで来たら引き返す訳にはいかないな」

快適な
Down Hillは長くは続かなかった
突然 フロントがっ! 「のぉおっ〜! ぱんくぢやぁっ!!
修理セットは持参していたが 運悪くバルブの根本からだった
替えのチューブはロード用・・・「最悪ぢゃぁ〜」
しかし流石はMeisaiTech
応急修理でなんとか里まで下りて来ることが出来た
「会津本郷・・・えらい北まで着ちゃったなぁ」
「車までは20km以上はあるだろうなぁ」
「・・・」

ひたすらペダルを漕ぐが
またしてもフロントがっ! 「のぉおっ〜! くうきぬけたぁ!!
再度修理にかかるが 無常にもバルブがちぎれた・・・THE END
おまけに雨まで降ってきやがった まさに 泣き面に蜂
meisaiさん 車とってきて下さい」

カラカラカカラカランカラカンラカラカンカラカカッランカラカラカラカラカラ
タイヤを首からぶら下げ リムの車輪でとぼとぼチャリを押す
「うーん なさけないのぉぅ」
40分程カラカラさせたところで 反対車線の車がスピードを落とし声を掛けてくれた
通り過ぎたけど心配してUターンして来たとのこと まさに 地獄に仏
「親切な人はまだ居るものだ 世の中捨てたものじゃないな」

「車で走っても結構距離あるなぁ 上り勾配だし こりゃ大変だったなあ
車窓を眺めながら呟く

芦ノ牧温泉のトンネルを過ぎた辺りでmeisaiさんを追い抜いた
「先行ってるよっ!」

ドウモアリガトウゴザイマシタ
結局 車まの処まで送ってもらってしまった
数分後 ずぶ濡れの
meisaiさん到着
オツカレサマデシタ
疲れきったmeisaiさんが云った
「早く温泉に入ろうぜ!」

速攻で湯野上温泉の河原の露天風呂に向かった



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